2026/08/12 17:44

「わたしのつづり帖」でできることは、
とても少ないです。

写真を選ぶ。

ひとことを書く。

それを残す。

基本は、それだけです。

もっと便利な機能をつけることもできました。

でも、つくりながら考えたのは、
何ができるかではなく、
何なら面倒にならないかということでした。


記録するためのアプリにしない

写真をきちんと残そうと思えば、
いろいろなことができます。

分類する。

タグをつける。

場所を登録する。

詳しい文章を書く。

きれいに整理する。

どれも、あれば便利な機能です。

でも、ひとつ増えるたびに、
記録するためにすることも増えていきます。

私たちが残したかったのは、
きちんと整理された記録ではありませんでした。

道ばたで見つけた、かわいい花。
カフェで食べた、今日のランチ。
ペットの、いつも通りの寝姿。
御朱印をいただきに出かけた、神社の境内。

写真を撮ったそのときに、
少しだけ残しておきたいと思ったこと。

それなら、
写真とひとことくらいでいいのではないか。

そう考えました。


続けなくてもいい

日記というと、
毎日書くものという感じがします。

記録アプリも、
使い始めると、きちんと続けたくなります。

でも、一日書かなかったら、
次の日も書かなくなってしまう。

きれいに並べようとすると、
抜けている日が気になってしまう。

だから「わたしのつづり帖」は、
毎日使うことを求めません。

書きたい日だけでいい。

写真を残したいと思ったときだけでいい。

一週間あいても、
一か月あいてもいい。

また残したくなったら、
そのとき一枚つづればいい。

そのくらいの距離が、
ちょうどいいと思っています。


人に見せなくてもいい

写真を誰かに見せる場所は、
もうたくさんあります。

だから、
「わたしのつづり帖」には
人とつながる機能をつけませんでした。

誰かをフォローすることもありません。

「いいね」もありません。

公開する必要もありません。

誰かに見せる写真なら、
きれいに撮りたくなる。

文章もちょっと考える。

人からどう見えるかも、
少し気になります。

でも、自分だけのものなら、
そんなことはしなくていい。

少しくらい写真が傾いていてもいい。

ひとことが
「きれいだった」だけでもいい。

自分がわかれば、それでいい。


できることを増やさない

アプリをつくっていると、
「あったら便利」がたくさん出てきます。

そのたびに、
本当に必要だろうかと考えました。

便利になることと、
使いやすくなることは、
必ずしも同じではありません。

できることが少ないから、
迷わず使えることもあります。

写真を選んで、
ひとことを添える。

整えなくていい。

公開しなくていい。

比べなくていい。

そして、
毎日続けなくてもいい。

できることを増やすのではなく、

しなくていいことを増やす。

そうやって引いていったら、
「わたしのつづり帖」は
こんなにシンプルなアプリになりました。

明日をつづろう




わたしのつづり帖

写真とひとことで、日々をつづる。

御朱印|くさばな|外ごはん|ペット

あなたなら、何をつづりますか。
→ わたしのつづり帖を見る